ふっふっふっ ( ̄ー ̄)
実は私は、元虫取り名人なのだ。子供の頃は、夏ごとに多摩動物公園近くの雑木林に遊び、なんといっても日ごろから六甲山系を縄張りにしてきたのだから当然といえば当然。東京の大叔父のほうが郊外に住んでいたので、夏休みの東京土産がミヤマクワガタだったりする小学生だった。

昨日もどんぐり拾いに出かけた山にトンボの群れを見つけ急遽トンボとりに予定変更。(どんぐりは、台風や暑すぎた夏のせいか、小さくてまだ少なかった。)どんぐり拾いに出かけるにも捕虫網と虫かごは持参する用意のよさ(笑)っつうか車に乗せてあったりして。

2時間ほどで4種12匹を捕獲。単に数を競うなら2~30は取れたであろう状況だった。それでも5歳児に待機(待ち伏せともいう)のコツを教え、網のさばき方を指導し、個体のつかみ方を伝授し、2匹だけだが5歳児自ら捕まえるところから虫かごに入れるところまで体験させることが出来たのは収穫だった。
# by hirorin330 | 2004-10-07 15:50 | 日常
最近ボケが進行しているのか、さっき食べたものもマズければ忘れるようになってきたのでって、それはある種の事故防衛本能か?とにかくラッフィナートのランチである。

☆シロガイ・タチウオ・ズワイガニのサラダ
☆アマダイのうろこ焼き
☆タコのラグーパスタ
☆オマールのグリエ
☆蝦夷鹿のロースト
☆ブラッドオレンジのグラニテ
☆栗のデザート

サラダのタチウオ(生)が最高!エビだけを食べて育つと皮にエビの味がしみているということでウロコごと焼かれたアマダイは、やはり皮が美味く、ウロコもクリスピー♪オマールは新鮮で肝(ワタ)が超美味!とどめはやっぱエゾジカっしょ?!ディナーでゆ~っくり食べたかった!

栗のデザートはいわゆる裏メニューだそうで、かなりしっかりしたコクと甘さ!シェフも芦屋のマダムたちにウケるかどうかわからない、と珍しく控えめなコメント。でも、この栗はこうして食べて欲しかったという、なんと淡路産の栗の小粒ながら美味さが凝縮された渋皮煮は何者も寄せ付けない孤高の美味。エスプレッソとの相性は抜群!

ワインは控えめだったのが心残りだったが、心豊かになれるランチだった。
# by hirorin330 | 2004-10-07 15:29 | 美食
今年は、読書の当たり年で、エンタ系もよく読んだ。そしてその映像化もよく見た。

『タイムライン』 先にDVDを入手、原作を読みたくなって文庫を読む。それぞれに楽しんだ。影響されて『ロック・ユー』も見た。一種のシンデレラボーイ物語だが、詳細は別の機会に。

『ハリーポッター』シリーズ 全巻読んでいるがなかなか楽しい。DVDではじめの2作を見た。原作とつい比べ物足らなく感じてしまうが、映像化は成功してると思う。

『ダヴィンチ・コード』 これは参った。一気に読んだ。むさぼるように前作『天使と悪魔』も読んだ。私としては、こちらのほうが凄かったが、映画化は前作のみのようだ。楽しみだ。

子供向けファンタジーは『ハリポタ』に続けというのか、『ゲド戦記』がまもなくBSで放送らしいし『ライオン・ボーイ』も映像化の予定があるらしい。説教じみたことは言いたくないが、映像かを見ようが見まいが、子供たちには原作を読んで欲しい。そして想像力を豊かに育てて欲しい。その意味では、はじめから映像を見せるのには不安を覚える。

おおよそ惚れた作品は映像化でも原作でも受け入れるタイプなのだが、最近は映像技術の進歩で原作のイメージを壊さないで映像化される佳作が多いように思う。実にうれしい。
芦屋の住宅街にその店はある。でも、その店の周囲だけは、芦屋ではない。歩道に面してサンデッキがありパラソルが並ぶ。一歩店内に入ればそこはフランスの地方都市かパリの下町のいわゆるビストロ。店の真ん中に巨大な黒板がぶら下がり、本日のスペシャリテがずらっと並ぶ。スタッフはほとんどが外国人。英語でしか話したことはないが、英語圏の出身かどうかは「?」

チープなテーブルクロス。素朴なキャラフェでサービスされるワイン。(もっともたいがいはボトルでオーダーするが)いつ行っても必ず外国語の聞こえてくる店内。そして、料理そのものも日本人に媚びたりしない全体的にしっかりした味付け。大げさではなく、ここに来ると日本に居ることを忘れることが出来る。

例えばテリーヌに使う脂肪。おそらく日本より寒い国に生まれ育った彼らは脂肪が必需品として育ち、美味しいと思って使っていると思う。良し悪しではなく、ラードはせいぜい揚げ物用、ヘットなんかすき焼きでしか見かけない、そんな国の料理人がテリーヌの食材として脂肪を使うのとはおのずと違ってくる。

もうひとつこの店でうれしいのは、ここまで「異国情緒」たっぷりなのに、ちいちゃな日本のおばあちゃんやいい感じの老夫婦が普通にテーブルについている図によくでくわすこと。その店は『au limo(オ・リモ)』といいます。
# by hirorin330 | 2004-10-04 11:00 | 美食
いまさら話題にするのもはばかられるが、はまってしまった。豚児どもがあまり人熱中しているのでコミックを手に取ったが最後、「ハガレン地獄」へまっさかさま(苦笑)TVアニメはコミックスと展開が違うと知りDVDも入手!でも何枚かは初回限定版が手に入らない!と悔しがったり、すっかりコドモしている。

いやしかし!お前ら本当にわかって見ているのか?!と問いたいほどにその内容は深く濃い。そういう感想をお持ちのオトナも多いことと思うが、生命・真理・宗教・環境・正義といった重いテーマが読み取れるのだ。もとよりアニメやコミックスをどうこう言うような傲慢な位置に立っているつもりはないが、近頃のアニメ・コミックスは本当に油断ならない(笑)

さて、いささかディープなアニメのお話。「早く人間になりた~い!」ベム・ベラ・ベロの『妖怪人間ベム』、自分の身体を取り戻す苦難の旅を続ける百鬼丸の『どろろ』・・・。(年齢がばれるかな?)アニメの偽エルリック兄弟のエピソードは『風の谷のナウシカ』の「腐海」の発想、いえいえ!どこそこがだれそれのパクリ!と言いたいのではないのですよ。

「錬成」というきわめて魅力的なファンタジーをツールに、あの国家錬金術師たちは、人間の根源的普遍的な苦悩を突きつけてくるのだ。今年は私にとって読書の「当たり年」ではあったが、『ハガレン』もまちがいなく私のトップ10入りだ。

ウチの5歳児がここんとこやたらに指を鳴らしたがって不思議に思ったものだが、あれはロイのマネだったんだ!っつうことは、俺は黒焦げにされるのか?!